超低分子フコイダン?2 - もっと詳しく知りたい方へ -
フコイダンには、構造式の違いから、F、G、U、の3種類に分類されているようです。
それぞれ色々な報告が出ているようです。
全ての論文を詳細に調べてはいませんが、今までのところ、
「in vitro」の結果が多いということです。
基本的に、結腸がん細胞をBalb/c マウス(結構有名な系統のマウスです) に移植、そして移植されたマウスに
酵素消化によって低分子化したフコイダンを使用と表記されております。
Low-molecular-weight fucoidanについての論文も 引っかかります。
Low-molecular-weight fucoidanは、サマリーを読むに限っていえば、全文を読んでいないので決めつけは
出来ませんが、ウロキナーゼを使って切っているようです。
どうやら、血管内皮細胞における研究では、Low-molecular-weight heparinとLow-molecular-weight
fucoidanの比較がよく行なわれているようです。
血管内皮と血液凝固系に関するペーパーが多いだけです。
nativeより、highly sulfated fucoidanの方が、 plasminogenを活性化するようです。
上記のことは、あくまでも、一定の条件下のin vitroの結果です。
ですので、何度もいいますが効くとかそのような理解にはなりません。
【不明な点】
本論文を全文読みたいところですが、全文は掲載されていません。
ですので、不明な点が多く存在します。
可能性として、「マウスが酵素を持ち合わせていない。」ということが考えられますが、超低分子がいいと
いう曲解にはなりません。
このように「in vitro」の結果が全て反映するということはありません!
「in vitro」でいい結果が出たところで、vivoで結果がでないことは山ほどあります。
ですので、薬理効果を調べる場合にでも最終的には、「in vivo」での検証は欠落せざるをえません。
といいましてもフコイダンは、健康食品で「薬物」ではありませんので、そこまでの「義務」は必要ありませから
データを出す必要性も無いということになりますが・・・。
結論、現時点において小腸からの吸収に関して、分子レベルでは、裏付ける根拠が見当たりません。
※in vitro:生体外実験
※Low-molecular-weight fucoidan:低分子(超)フコイダン
|