フコイダンは全て同じではありません。
これまでも何度もご説明してまいりましたが、フコイダン (fucoidan) とは、コンブ、ワカメ、モズクなど褐藻類の粘質物に多く含まれる硫酸多糖の一種です。
主に L-フコースがα1-2、α1-4結合で数十から数十万個も繋がった化合物で、グルクロン酸を含む U-フコイダン、
これらの海藻の種類によって(おなじモズクでも)硫酸化フコースだけからなる F-フコイダン、ガラクトースを含む
G-フコイダンなどに分けられます。
つまり一口にフコイダンといっても、海藻の種類や同じ海藻であっても産地によって構成単糖や構造が異なるため、
さまざまな構造のフコイダンが存在しているのです。
一般的に使用されるフコイダンという名称は同一構造の物質につけられたのではなく、フコース含有硫酸多糖
(主成分がフコースである【糖鎖】)の総称として使用されているということです。
【重要】
フコイダンといっても海藻の種類や産地によって構成単糖や構造がちがう。
そのため、おなじ品質とは限らない。
また、コンブやワカメなどはアミノ酸の一種であるアルギン酸と呼ばれる多糖を含んでいるのに対し、モズクはアルギン酸をほとんど含んでいません。
これらの違いが原料によるフコイダン含有量の違いになります。
【重要】
モズクから抽出されているのにもかかわらず「アルギン酸が多く含まれています」という製品には注意。他の海藻が原料です。
では原材料の中にフコイダンが多く含まれていれば高品質なのでしょうか?
その組成形態を壊すことなく、かつ高純度で精製する製法がなければ意味がありません。
<弊社でのフコイダン製造>
- 収穫したモズクの粗ゴミ処理
- アルコール脱水(30%)
- 木枠荷造り(650s/個)→日本に輸出
日本の工場に到着後
- 攪拌混合過熱
- 遠心分離器による抽出(粗フコイダンの完成)
- 色素の除去
- ヒ素・ヨウ素の除去
- 殺菌
- 噴霧乾燥
- 弊社フコイダンの完成
多くのフコイダン製品を調べてみますと、抽出の「乾燥粗フコイダン」ばかりが販売されているようです。
色素を除去どころかカラメル色素で着色している製品もあります。
またヒ素・ヨウ素の除去をするとフコイダンも一緒になくなるのでほとんど行っていません。
このような、中途半端な製品を高いお金で販売されているのが実情のようです。
説明を求めても明確な回答ができないショップからは購入を控えましょう。
沖縄産とトンガ産の違い
沖縄産フコイダンが多く発売されていますが、海洋汚染が進んでいることは周知の事実です。
また、ほとんどすべてのモズクは養殖モズクです。
その点トンガ産は手つかずの大自然が残っているので100%天然のモズクを使用しています。
確かに精製の段階で有害物質は取り除かれますが、上記の製造途中であるような製品の場合、
有害物質が多数含まれていることがあります。
鉛やヒ素などの重金属が含まれていないと証明できるもの以外国内産のモズクは危険です。
トンガ産では海洋汚染はいっさいありませんので、このような心配をする必要はありません。
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